shinden’s blog

悪戦苦闘しながら進むエンジニアリングと組織

AWS Startup Day 2023 に 「技術的負債を抱えながらそれでも生きていく」というテーマで登壇しました

Startup Day 2023 に登壇させていただきました

aws-startup-community.connpass.com

発表内容:技術的負債を抱えながらそれでも生きていく

セッション内容としては「スタートアップ」 x 「技術的負債」という内容でした。

タイトルは完全に勢いで考えたもので、この2つの作品のタイトルに影響を受けてつけました。CfPを出したときにはどちらも中身を知らないままで雰囲気だけでインスピレーションをもらってタイトルを付けましたが、登壇までに両方とも履修しました。

レガシーコードとどう付き合うか amazon

 

登壇に当たっての当日までの資料作りは正直苦労しました。

技術的負債というテーマは明確な答えがなくて難しく、沢山ツッコミを受けそうだなと思ってとてもビビっていました。あと、周りの人は凄くテックな話が多いのと、このレガシーコードの書籍の著者のめもりーさんが登壇されるので、自分が話すべきテーマではないのでは?とか思ったりしていました。

 

色々考えて、技術的負債というテーマはみんなの解釈が曖昧なものであるため、前提を揃えたいと考えて、スタートアップや技術的負債の解釈と、今回取り扱うことの定義について必要な情報をなるべく丁寧に説明をいれました。

 

ただ、 勢いで決めてしまったタイトルなので「スタートアップ」x「技術的負債」というテーマは決まっていましたが、技術的負債というキーワードから何をゴールにするかはあまり決まっておらず、思いつくアイデアをとりあえず沢山書き出しました。たくさん書いたアイデアは、スライドが完成したあとでこのアイデアの中に誰かの役に立つ知識があるのでは?と思ったので、メイキングビデオ的なものとして、そのままスライドに残しました。仕分けする余裕もなかったので、アイデアそのまま。

 

資料としてとりあえずの流れが出来たときには既にスライド100ページを超えていて、試しに喋ってみたら、登壇時間は30分なのに60分掛かってしまうという地獄でしたw

 

スライドの枚数はあまり削ることが出来ず90ページくらいになりましたが、喋りを頑張って短くすることで35分まで短く出来ました!(まだオーバーしています)

 

発表当日

AWS Startup Loft Tokyoは以前から知っていて、ずっと行ってみたいと思っていましたが、今回初めて行くことが出来ました!広くてオシャレな場所でした!

 

 

当日までに緊張で何度もトイレに行っていました。発表のときは緊張でひたすら画面を見て喋っていた気がします。。聞いてくれている人を見ながら話せるようになるにはもっと訓練が必要そうです。

 

そして、やっぱり時間が入り切らず、スライドの最後数ページは飛ばしてまとめにしました。

緊張しすぎて死にそうだったので登壇順が前半で良かったですw

 

 

登壇の後の空き時間にめもりーさんにサインも貰ってしまいました!かわいい

 

発表内容の知識を使って、今の開発で上手く出来た!わけではなく、反省の知識

「今の開発ではこの考えを先に実行して、うまく行きました!!」という話ではなく、「チームの拡大と事業の成長、そしてシステム開発に求められることで、自分が上手く対応できなかった!」という反省の経験が登壇の基礎でした。

自分が振り返ってみて、上手く出来なかった要因として、どんなことが起こったからなのだろうか?というものを考察した資料です。チームのサイズに対して欲しいスキルを持った人の採用が難しく、後手に回ってしまった自分の反省が大きく在り、それらの原因を考察してみたことがこの資料の元となった経験です。

 

今のチームメンバーは技術的な力もあって、とても前向きにこの課題に取り組みつつ、事業を推進するシステムの開発に取り組んでくれています。

フェーズが変わり、システムとして求められていることが大きくなる中で、組織周りでの構造的課題はチームが小さなときや前フェーズでのプロセスが生き続けているため苦労がありますが、中心となる現場のリーダーとチーム全員で改善して行こうという気持ちを感じます。

 

チームメンバーの人たちには感謝しか無いです!! 

本当に忖度抜きで良い人達だと感じます。

 

登壇後の反応

X (旧Twitter)で非常に多くの反応が頂けました!

凄くビビっていたので、こんなに沢山の反応がもらえて嬉しかったです!

 

 

カケハシについて

スタートアップとして大変なことはありますが、組織としてより良い方向に皆で進めようという気持ちがある組織だと思います。

事業を立ち上げるためにそれなりのスキルを求められますが、成長環境やベテランが力を振るう環境としては良い会社ではないかと思います。

 

興味がある方はサイトを覗いてみてください。

 

tech blog
https://kakehashi-dev.hatenablog.com/

 

note (サービス開発チーム タグ)
https://blog.kakehashi.life/m/m7f8181d9a76b

 

採用サイト

https://recruit.kakehashi.life/

 

 

あとがき

勢いでCfPを出しましたが、良い経験が出来ました!

緊張で体力的には大変でしたw

 

今回は登壇の話をまとめてみましたが、今度は内容についてももう少し掘り下げて自分の考えを書くタイミングが作れると良いなーと思ったりしています。

 

みんなともディスカッション出来る内容だと感じるので、もし話す機会があれば呼んでもらえると嬉しいですね。

また、違うところでも登壇して話が出来ると嬉しいと思いました。

 

こんな機会を作ってもらったAWS Startup Communyのみなさん、Startup Day の運営のみなさん、ありがとうございました!